25年の歴史とこれからへ。「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」に行ってきました。

コト

「このブランドについて、前からもっと知っていたかったなあ。」

そんな後悔を感じてしまうくらい楽しかった「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」。
先日、東京都現代美術館まで足を運んできました。

今回はそのレポートになります。

          

「ミナ ペルホネン」とは?

まず、「ミナ ペルホネン」について簡単にご紹介します。

「minä perhonen (ミナ ペルホネン)」

オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める。国内外の生地産地と連携し、素材開発や技術開発にも精力的に取り組む。ブランド名は、デザイナーが北欧への旅を重ねる中で、そのライフスタイルやカルチャーに共鳴し、フィンランドの言葉から取った。「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。ブランドロゴは、「私(四角)の中のさまざまな個性(粒の集合)」を表す。蝶の種類が数え切れないほどあるように、デザイナーの生み出すデザインもまた、増え続ける。

minä perhonen 公式サイト aboutより

ブランド設立者・デザイナー 皆川明さん

1967年生まれ。1995年に「minä perhonen」 の前身である「minä」を設立。ハンドドローイングを主とする手作業の図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランド、イタリアの陶磁器ブランドRiahard Ginoriへのデザイン提供、新聞・雑誌の挿画なども手掛ける。

minä perhonen 公式サイト aboutより

       

生地から服作りをされていて、オリジナルのテキスタイルが非常に特徴的なブランド。そのデザインによって、多くの女性を虜にしています。
また服のみならず、バッグ・食器・家具等も作られており、東京スカイツリーや青森美術館の制服も手掛けられています。

ブランドの象徴的なテキスタイル「タンバリン」

         

展示内容について

2020年で25周年を迎えるミナ ペルホネン。今回はブランドの歴史を辿りながら、そのデザインたちがどのような経緯を経て生まれてきたのか、どのような思いをもって数々のプロダクトを生み出しているのかということが展示されていました。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく | 展覧会
東京都現代美術館は、常に動き続けるコンテンポラリー・アートを肌で感じることのできるスペースです。

       

序盤には、ブランド設立当初から現在までのコレクションの展示。
部屋に入った瞬間、壁いっぱいにミナ ペルホネンのコートやドレスが。圧巻です。

僕の知識がないのもありますが、どれが古いコレクションのものかもまったく見分けがつきません。
やはりブランドを100年続けるという意思から、一過性のものではなく長く愛され続けるプロダクト作りに力を注いでいることを実感させられました。

       

こちらは、マーキング図。
生地からどのように型を取っているのかがわかります。

ブランド設立当初から、できるだけ端切れを出さないよう工夫を凝らしていたとのこと。
そうした工夫から生まれたのが、ブランドを代表するmini bagegg bag

材料を無駄なく使うことで、アイデア・原料・労働を大切にしたいという思いを持ち続けている。

スペースを有効に使う工夫が無駄をなくし、新たなデザインの発掘につながる

僕がいうのもあれですが、いい仕事ってこういうことを言うんだと思いました。
素晴らしいものづくりです。

          

後半には、アイデアの元となった雑貨なども展示されていました。

テキスタイルのデザインは、デザイナーさんが日々の暮らしの中でのワンシーンや旅の風景からインスピレーション得て、デザインに落とし込まれます。

ミナ ペルホネンの服が驚くほど日常に馴染むのは、やはりその暮らしや旅がデザインの源泉になっているからなのだと思いました。

        

展示の中には、皆川さんが19歳のころフィンランドで一目惚れして購入されたコートも。
旅費の大半を費やして買ったそうで、そんなエピソードにもグッときました。

        

本当にここに書いたのは、展示のごく一部。
他にも素晴らしい展示の数々ですので、是非行って体感してみてください。

      

余談ですが、服は買えないのでピンバッチをお持ち帰りしました。バッグにつけてご機嫌です。
グッズもかわいいものばかりでした。

               

開催場所・期間

開催場所:東京都現代美術館
期間:2020年2月16日(日)まで

今週末で終了してしまうので、まだ行けていない方はお早めに!

         

最後に

普段服を買う時は、中々ブランドの理念や製作背景まで深く知ることは難しい。
でもこのように展示が行われることで、ブランドやミナ ペルホネンで働く方々の情熱や思いが薄れることなく、丁寧に伝えられるのではないかと思いました。

           

僕自身勢いで行ってみましたがミナ ペルホネンが好きな方はもちろん、あまり知らない方々にもきっと楽しんでいただける内容になっています。
まさに僕が楽しんだその1人です。

展示を見終わってから、僕がもし女性だったらミナ ペルホネンの服を絶対着たいなあと心底思いました。うらやましいです。

男性の僕でもこう思わせてしまう、このブランドのパワーをひしひしと感じました。
そして、本当に100年続いていくブランドになればいいなというか、なるんだろうなと勝手ながら思っています。
本当に行ってよかったです。

      

素敵な展示でしたので、気になる方はぜひ行ってみてください!
読んでいただき、ありがとうございました。

コト
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