昨年Woolrichのウールベストを買ってから、どうもベストばかりが気になるようになった。ハマると同じようなものばかり検索し続けてしまう性分のようで、BASEのアプリをひらいて来る日も来る日も物色し続けていた。が、探してみるとどうも小さい個体のものが多く、着たいサイズ感のものが中々見つからない。そんな中、懇意にしている古着屋さんで出品されたものを発見。色味も含めてかなり好みだったが、少々お高いため少し見送っていると売却済みに。売れてるのを見た瞬間叫んでしまった。悲しみに慣れ、そろそろ忘れようとしていたところ再出品されているのを見つけて歓喜。速攻で取り置きの連絡をして、その週末に無事お持ち帰り。大逆転。買わぬ後悔をしては何かと理由をつけて自分を諦めさせていたが、やっぱり忘れられなかった。なんとも未練がましいのか。
選ばれたのは3大ラグベストのブランドである「TRUJILLO’S」のもの。こういったフォークロアなものを身に着けるのは新鮮であるが、よく見る民族調の柄ではなくストライプとなっていて、どうもいまいち振り切れていない中途半端なところが自分らしい。どうやら検索しているとNeedlesの別注?のようなのだが情報があまりなくて詳細は不明。そんなに古いものではなさそう。この「TRUJILLO’S」、僕が学生時代に足しげく通ったセレクトショップ「LOFTMAN COOP」も取り扱っており、どこか点と点が繋がったような気分になったのが個人的に嬉しかった。ラグベスト流行っているわけではなさそうだけど、最近見ているちょっと玄人っぽい人が着用しているのがかっこよくて惹かれた。素直にかっこいいと思ったものを選ぶ、何かと繋げようとしない、着てみてから考えるなど、障壁を落とすというよりは、もう少し自分の輪郭が広がるようなモノ選びをしていきたい。
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