最近の服1

エッセイ

 最近お気に入りのシャツ。「MOJITO」のMAIDENS SHOP別注のもの。ブランド定番の形のようで、別注としてINDIVIDUALIZED SHIRTS製で生地をセレクトしたとのこと。ブランド設立当初の無名の時期にオリジナルのシャツ製作を請け負ってくれるところがないなか、当時インディビの営業担当者が話を請けてくれた&(インディビ製という流れで)購買に繋げることができたようなエピソードを聞いた。最近ヴィンテージ・古着に惹かれることが多かったが、今同じ時代を生きている人が一生懸命作っている服もちゃんと買っていきたいなと思った。

 インディビ製のシャツを買うのも初めて。縫製は丁寧で、生地は割と薄めのさらっとした清涼感のあるコットン100%。正直開襟シャツはもういらんと思っていたのに、このブルーとライムグリーンの組み合わせにビビッと来てしまい、気づいたらお店に直行・レジ直行。高校生の頃に着ていた青色ギンガムチェックを思い出す。当時はあれが一番かっこいいと思っていた。(形は当時流行っていた七分袖だったが今なら絶対買わない。半端な袖・丈が許せない。)結局回りまわって約10年(10年!?)、また同じようなものを着ている。好きなものは変わらんのか、自分が変われていないのか。「MOJITO」はちょっと男臭い印象があったが、このチェック柄がいい感じに中和している。オーバーサイズということもなく、適度なゆとりが大人っぽくていい。コーディネート力が貧弱過ぎるため、まだ黒のテーパードチノとしか合わせられていない。服好きなのに単調な組み合わせしかできないが、このシャツにはこれが最適だと自分に言い聞かせている。

エッセイ
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服と僕

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